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ささやかな幸せ

毎週金曜日ブログ配信担当のスタッフ岸間です。

今日はいつもと趣向をちょっと変えて、自己紹介をかけて岸間自身のお話をしたいと思います。

 

突然ですが、皆さん家事は好きですか?

 

私は家事、好きです。

 

どんなところが好きかというと、

干した洗濯物にお日様の光があたり、洗濯物からモクモクと蒸気出ているのを見た時

とか

アイロンが熱くなった時のにおい

とか

掃除機の中にたくさんゴミやほこりが集まったのを見た時

とか

ピッカピカになったキッチンの調理台をさわったツルツルの感触

とか

ベッドを整えた時にお布団が波打たずに均一にベッドに広がる感じ

とかとか

家事は終わりもないし、ずっと続くものだけど

忙しいとたまに何にもしたくなくて嫌になるときもあるけど

自分の手を使った家事が見せてくれる現象を感じるのが好きです。

 

なんでそう思うようになったのか考えてみました。

私には娘が二人いますが、妊娠中、切迫早産で二度とも約3か月の入院をしています。

特に一人目の時は、自分が突然入院すると思わず、入院当日まで働いていました。

臨月まであと三か月の健診の日から突然の入院です。

子宮がパンパンに張っていたのに、妊娠はそんなもんだろうと思い込み、身体の異常に気付かなかったんです。

たまたま健診中にお腹がはってきて、お医者さんが気づいてくれて即入院です。

 

これ以上赤ちゃんを下にさげるわけにはいかず、

ましてや生まれてしまってはまずいので、

できるだけお腹の中で育てなきゃ!お母さんは寝ててください!という感じです。

 

産休に入ったらやってみたいなと憧れてた

マタニティヨガ

マタニティフォト

マタニティなんちゃら

なんて、何にもできない。

 

それまで仕事との両立で

大変だ大変だと思っていた家事が一切できなくなり、

その日からずっと点滴につながれ、トイレ以外は動けない。

ただ寝てるだけ

お世話されるだけの日々になりました。

 

お腹の赤ちゃんに話しかけたくても、病室だと人の目が気になって話しかけられない。

何もしない、できないって、何かを感じることも遮断されてるみたいでとっても孤独です。

自分の身体と頭を使って家事ができること、

その家事を感じられること

家族のために動けること、

そんな普通の日々が

どんなに自分を幸せにすることなのかを思い知りました。

 

そんなこんなで、

どんな家事でも難なくこなせるという境地にはまだまだ達していませんが、

家事をすることが自分の人生を作っている

家事によって生かされている自分がいるということは自覚するようになり、

家事は私の人生の大事な要素となっています。

 

終わりのない家事だけど、

逆にその終わりのない家事が続く限り、

家事を感じるささやかな幸せがずっと続くと約束してもらえてるような気がして好きなんだと思います。

これを読んでくださった方のお宅に行かせていただくことがありましたら、皆様の感じるささやかな幸せをお聞きしたいです(^^♪

 

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