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お年玉の効果的な使い方
毎週金曜日ブログ配信担当のmakanacoメンバー岸間です。
2月18日金曜日、LOHAS CLUBさん主催のオンライン収納セミナーで「子どもの片づけ」についてお話をさせていただきます。
※LOHAS CLUBとは、健康と環境に配慮したパッシブデザインリフォームを首都圏で展開する株式会社OKUTAが運営する住まいとお客様の生涯サポートサービスです。住宅や暮らしに関するきめ細かなサポートを受けることができます。現在、15,000世帯を超える会員が加入。株式会社OKUTAで新築・リフォームをされてなくてもご加入できます。
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こどもの片づけセミナーにちなんで、お年玉についてお話します。
★お年玉の活用法?
2月に入りました。
ついこの前、お正月を迎えたと思っていたのに時がたつのは早いですね。
さてさて、今日はお年玉の効果的な使い方についてお話します。
と、言ってもこどものファイナンシャルリテラシーの話ではありません。
思い出の品について。
★そこに愛はあるんかい?
「○○ちゃんへ ○○より」と自筆で書かれたポチ袋。
実は、岸間はこのポチ袋を保管しています。
なぜ保管しているかというと、「あなたはたくさんの方に見守られて、大切に育てられたんだよ」というメッセージをポチ袋をとおして子どもたちに伝えたいから。
★天国からのメッセージ
突然話は変わりますが、私の父の話をさせて下さい。
私の父は5年前に他界しています。
亡くなって半年たった頃、母から「お父さんの財布に入っていたよ」と一枚の写真を渡されました。
それは17歳くらいの時の私の写真。
カードサイズに加工され、テレフォンカードが入っていたセロファンの袋に大事そうに入っていました。
父は晩年認知症だったので、いつまで意識的にこの写真をいれていたか分かりません。
一般的にはどうなのか分かりませんが、私の父の場合、認知症だと分かるまでずいぶん時間がかかりました。
様子が変わり始めたのは、長年勤めていた会社を退職してから。
もともと短気なところはありましたが、すぐに怒鳴る、体調が悪くてもお酒がやめられない、いつもイライラしていて普通のコミュニケーションが取れない。
年老いた父親はこんなにめんどくさいものかと、大変薄情な話ですが、父との間に距離を置くようになっていました。
その後、父のその症状は認知症の初期症状だとわかりましたが、それが分かった頃にはすでに症状が進み、コミュニケーションがまともに取れないまま他界しました。
ゼネコンの営業をしていた父は毎日深夜まで仕事、休日は接待ゴルフ、10年におよぶ単身赴任。
父との触れ合いの時間はあまりもてなかったけれど、そんな中でも不器用な父なりの愛情をたくさん感じて育ちました。
それなのに、亡くなる前の数年間なんでもっと父に寄り添えなかったんだろう、ケンカしてでももっとコミュニケーションを取ればよかったという後悔は尽きません。
でも、母から父がこの写真をずっと財布に入れていたと聞き、改めて父からの愛情は変わらずずっとあったんだと天国からプレゼントをもらった気持ちになりました。
★遺すなら愛のメッセージも添えて
これ以来、物を何のために遺すのかを明確に、家族のために遺すなら、残された人に愛情が伝えられる物をちゃんと伝わる形で遺そうと思うようになりました。
そうやって愛情の遺産を残していけたら、みんな幸せな気持ちになれるよねって思うのです。