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「ママ~、ノートがなーい」の対処法(低学年向け)
子どもが家の中で「自分でできる!」を感じられる仕組みを作るのが大好きなスタッフ岸間です。
夕飯準備中のバタバタしているときに
「ママ~、ノート全部終わっちゃった」
と突然告げられ、
「なんであなたはいつもそうなの!!!」
と言いたくないお小言を2,3言って
日暮れ後にノートを買いに走った経験ありませんか??
「あるある!」と思った方は、試しにこちらの方法を試してみてはいかがでしょうか?
【準備するもの】
①お子様のお気に入りの色のフセン
②ペン
【方法】
ノートを新たに購入したら、お子様と一緒にすべてのノートの残り3~5ページあたりのところに
「このページになったら、新しいノートを買おう!(さんすう14マス)」
とかいたフセンを貼る。
字が書けるようになったら、自分で書いてもらいましょう。
こんな感じ。
フセンを見ただけで買うべきノートの種類が分かるように、種類も書いておきます。
貼る場所は、ページをめくってすぐのページではなく、次のページ。
どこに貼ったら忘れなさそうかこどもと相談してこの位置に決めました。
こどもは、このページに達した時にフセンを連絡帳に張り替えて持って帰ってくれば、OK。
前もって自分で用意することができます。
(すぐに買いに行けない状況でも、リビングの目立つところに貼りなおせばリマインダーになります。)
住んでいる環境やお子様の性格にもよりますが、1年生は一緒に買いに行く方が良いと思います。
でも、2年生以降は親と離れて行動することにも慣れてきているので、子ども自身にお買い物してきてもらった方が良いかなぁ?と思います。
お店でどうふるまうのかも(思ったところになかった時に店員さんに聞く等)こどもの貴重な経験(^^)
そして、何よりお母さんが、小言を言わなくて済む!& 突然夜に焦って買いに行かされることもなくなります!
単にノートのストックを用意しておけば良いということもありますが、小学1年生は年度の途中でノートの種類が変わるというお知らせがあったのと、自分の物の管理をする練習になると思ったのでこの方法をとっていました。
消しゴム1つ、ノート一冊だとしても、子どもの所有物の主たる管理者はこどもです。
片づけけというのは、「捨てる(出口)」も大事な要素ですが、
それより大事なのは自分の暮らしに合った「買い方(入口)」と「管理の仕方(通路にするのか、迷路にするのか?)」を知ることです。
今、自分が所有しているものは買ったにせよ、もらったにせよ自分が許可した物しか家の中に存在していません。
そして、それを認識しなければ、活用の仕方もあいまいになります。
これを認識できるようにするためには、子どもが知らないうちに物が増えることがないようにするのが大事だと思っています。
こどもが「自分でできた!」と感じられる工夫や、親の小言を減らし、代わりに「あなたは素晴らしいね!」って言葉が自然に生まれる工夫を家の中にたくさん増やしていけたらいいですね(^^)