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「いつか使う」の奥に潜む気持ちに沿って片づける

金曜日、ブログ配信担当の岸間です。

今日は、「いつか使う」について

 

★空いた時間

不意に1時間、時間があいたら、皆さんは何をしますか?

SNS?

お昼寝?

家事?

読書?

友達に連絡?

 

★「いつか遊ぶ」をリアルに想像させる

以前、お客様のお宅でこんなことがありました。

お客様と一緒にお子様のおもちゃを片づけていました。

もうずいぶんほったらかしにしているように見えた廃材が出てきました。

工作に使おうと思ったのでしょう。

でも、お子様は小学6年生の男の子。

今は、ゲームに夢中です。

この時も、お子様は隣の部屋でゲームに集中していました。

 

そこで、お客様がお子様に聞きました。

お客様「これどうする?」

お子様「(ゲームから目を離さずに)いるから取っといて~」

お客様「じゃあ、今、1時間自由に遊んでいいよってなったら、これで遊ぶの?」

お子様「え?」

お客様「今、1時間時間があったらゲームするでしょ?時間がある時にこれで本当に遊ぶの?」

お子様「確かに!じゃあいらない!」

 

お母様あっぱれ!ですよね(^^♪

何を聞いても「取っといて~」といっていたお子様でしたが、リアルに想像できる言葉をかけたら、一瞬で判断できました。

 

ちなみに私は、空いた時間を考えた時に「溜まっている本を読もう!」とはならなかったので、「時間のあるときに読もう」と思っていた本を売ることにしました。

 

★「いつか」の奥に潜む気持ち

使っていない物を前にして「いつか使うかも?」と判断を先送りにしてしまう気持ちは誰にでもあるものです。

片づけの指南書には、たいがい「いつかはこないので、今、使っていない物は捨てましょう」と書いてありますが、大事なのは、「だから不要です。捨てましょう」ではなく、その「いつか使うから取っておきたい」という気持ちの奥にどんな気持ちが潜んでいるかを知ることです。

 

・単に時間の見通しが甘いだけなのに「いつか使う」にすり替えているのか?

・買ったとき高価だったから「いつか使う」にすり替えているのか?

・思い出深いものだから「いつか使う」にすり替えているのか?

などなど

 

今、現在ダイエットもしていないのに「いつか痩せたら着る」という服なども、本当の気持ちを探っていくと「実は痩せる気がない」ということもよくあることです。

 

はっきりしない気持ちを紐解いて、本当の気持ちを探っていくのも整理収納のプロと片づける醍醐味だったりします。

「いつか使う」と物を残しがちの方は、ぜひ一度プロにご相談ください。

どんな気持ちで残しているのか深掘りし、その気持ちに合わせて適切な場所にお片づけしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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