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暮らしがうまくいっている人がやっていること

毎週金曜日ブログ配信担当のmakanacoメンバー岸間です。

今日は、「片づけのゴール」についてお話します。

 

★憧れの暮らし

私はたまにお客様にこんな質問をすることがあります。

「暮らしがうまくいっている人の家は、どんなイメージですか?」

そうすると、

こんな感じだったり、

こんな感じだったりの回答をいただきます。

これらのイメージを岸間が勝手に言葉にさせていただくとこうなると思っています。

「習慣的にやりたいことができている家」

 

★暮らしがうまくいく人の家では何が起きている?

では、習慣的にやりたいことができる家とそうでない人の家の違いはなんでしょうか?

それは「物が動く家になっているかどうか」だと思っています。

 

「物が動く家」というのは、
使う→しまう→使う→使い切ったら手放す→新しいものを迎える→使う

物にとって、健康的なサイクルがグルグル回っている家のことです。

やっていることは「すべての物に使い道を与え、使い切る」ということ。

収納庫に置きっぱなしで存在すら忘れている物、全く使っていない物をなくしていくということです。

 

★使い道はあるのに使えない

遺品整理のお片づけに伺ったときのお話です。

元々は日当たりの良い和室でしたが、

通販で買った電化製品、

定期購入の食品や化粧品、

捨てそびれた古紙類(新聞紙、雑誌、段ボール等)

などが部屋一面に積まれていました。

(写真はイメージです)

本来、部屋を埋め尽くしているものが入るはずの押し入れには、ふとんと大量のタオルが入っていました。

その量は、段ボールにして約8箱分。

(写真はイメージです)

 

★動かないは詰まりを誘発する

タオルを大量に入れていた収納は、この形のもの。

押し入れ上段に積まれ、その上にふとんが乗せられていました。

いつか使うおうと取っておかれたのだと思いますが、そこから取り出して使われていた形跡はありませんでした。

この手の衣装ケースのメリットはたくさん収納できることですが、ケースの上にモノを積んでしまうとフタを開けるだけで一苦労。中身は死蔵状態になります。

 

物が動かなくなることは、部屋の役割を失わさせることにもつながり、やりたかった暮らしをはばみます。

 

★本当に提供したいもの

血液が滞りなくめぐる体が健康と言われるように、家の中の物も「手に入れる→使う→しまう→使い切る→手放す→∞」と物を動かし、循環させることが暮らしがうまくいく秘訣です。

 

物が動く家は、行動化を促進し時間を生み出します。

 

手が回らなかったキッチンの拭き掃除、
寝る前の読書、
落ち着いた気持ちでする寝かしつけ、
毎日のエクササイズ

などなど今までやりたくてもできなかったことができるようになります。

 

この日々の充実感を感じていただくことが私たち片づけのプロが提供したいゴールです。

暮らしがうまくいっていると実感できる家を作ってみませんか?

 

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