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お菓子でも子どもは成長する~お菓子置き場のカオス化を防ぐには
毎週金曜日ブログ配信担当のmakanacoメンバー岸間です。
2月18日金曜日、LOHAS CLUBさん主催のオンライン収納セミナーで「子どもの片づけ」についてお話をさせていただきます。
※LOHAS CLUBとは、健康と環境に配慮したパッシブデザインリフォームを首都圏で展開する株式会社OKUTAが運営する住まいとお客様の生涯サポートサービスです。住宅や暮らしに関するきめ細かなサポートを受けることができます。現在、15,000世帯を超える会員が加入。株式会社OKUTAで新築・リフォームをされてなくてもご加入できます。
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今週も、セミナーにちなんで子どもの片づけをテーマにお話しします。
今日のテーマは、お菓子置き場について
ついつい買いすぎてしまったり、子どもの好みとは違うものを買って余らせてしまったり、地味にストレスの種になるお菓子。
そんなお菓子置き場の収納についてお話します。
★身近なことで考える練習をする
岸間は子どもの身の回りの物を勝手に買い揃えることをなるべくしないようにしています。
ノート一冊でも、パンツ一枚でも自分で考えて選ぶことが片づけができるようになる第一歩だと思っているので。
その一環として、3年前からお菓子の管理もこどもたちにまかせることにしました。
これからご紹介する記事は、2018年にアメブロに掲載したものです。
お買い物の仕方はご家庭それぞれあると思いますので、一つの例として暮らしのヒントになれば幸いです。
★お菓子の管理をこどもにまかせてみた
我が家の買い物の仕方は家族で週末に一週間分の買い物をするというスタイルです。
そして、現在お菓子の購入・在庫管理は子どもたち(小3・小1姉妹)のお仕事です。
半年前までは、私がお菓子の管理をしていたので、お菓子の引き出しはカオスでした・・・。
そんなカオス状態のお菓子の引き出しを昨年の12月にお片付けし、その後改善されてきたのでご紹介します。
【before】
・私があまりマメに在庫を確認していなかったので、ついつい多めに一週間を超えた量を買ってしまっていた。
・同じようなお菓子を買ってしまっていた。
・古そうなお菓子や、子どもたちがあまり好きでないお菓子が底にたまり、ずっと引き出しに残っていた。
(食べる気はないのに、見慣れた景色になってしまって、だれも取り除こうとしなかったんです…)
【お菓子の収納場所】
子どもたちが自分で管理するのにやりやすい場所ということで、キッチンの入り口に近い場所にしました。
【やったこと】
まずは子ども達自身にお菓子置き場を整え、収納システムを作ってもらいました。
①引き出しに入っていたお菓子を全部出し、種類に分けます。
お菓子の分類も子どもたちが考え、紙に書きました。(アメ・ラムネ・ガム等)
ついでに、お菓子のカスで汚れていた引き出しの中もお掃除しました。
②種類や量を把握できたので、収納していきます。
③家にあった空き箱では足りなかったので、牛乳パックと画用紙で収納用品を作ることにしました。
④引き出しに収めて完成。
ラベリングもしました。
この作業、必ずお子様と一緒にしてくださいね!!
お母さんが美しく作っても、さほど効果はないと思います。
子どもが自分達で考えて作るから、
お菓子の購入や在庫管理を「自分ごと」としてとらえるようになり、
口うるさく言わなくても習慣化できるようになります。
【after】
・買い物に行く前に私がお菓子の在庫を確認する必要がなくった。
(お母さんの変化:私が当たり前にしていた家事をただで外注。小さなことですが、なくなるとなんだかとっても楽ちんです)
・買う人と消費する人が同じなので、無駄に多く買わなくなった。
(子どもの変化:一週間分で消費する量を把握できるようになり、それに合わせて購入するようになりました)
・食べ物を大切にすることを知るきっかけになった。
(子どもの変化:食べ物が湧いて出てくるわけではないという感覚が身に付いたようです(笑))
・お出かけする前に素早く自分でお菓子を準備できるようになった。
(お母さんと子どもの変化:自分で選んで、自分たちで管理しているので、お出かけに行く前のバタバタしている時でも持っていきたいおやつを自分ですばやく準備できるようになりました。持ち出ししやすいようにジップロックも入れています。)
★大事なことは、日々の暮らしの中にある
こどもの片づけのゴールは、きちんと部屋が整頓できるようになることではありません。
親がこどものペースを信じて見守れる環境にすること。(自己肯定感を育む)
子どもが「自分はできる」と思える環境にすること。(自己効力感を育む)
学校や習い事、塾で秀でなくても、この体験の積み重ねができる環境は家の中で作れます。
★ちなみに…
こちらは、まとめ買いをしないお客様のキッチンです。
(お客様の許可をいただいて掲載しております)
お買い物の頻度も高く、お菓子のストックがほとんどないとのこと。
お菓子の整理はせず、お菓子を入れるケースの下に、お子さまが自分でお菓子の準備ができるようにしました。
コップ、お皿、お手拭きなどおやつの時間に使う物をグループにして収納しています。
お買い物の仕方や、お菓子に対する価値観も様々ですので、私のやり方がベストというわけではありません。
makanacoでは、お客様の暮らし方をベースに、お客様が今よりさらにに暮らしやすくなるようサポートしています。