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防災備蓄水 長期保存水と普通の水との違いは?
金曜日ブログ配信担当の岸間です。
今日は、防災備蓄用の水のお話について
防災備蓄用の水は、一日一人3リットルを最低3日分は準備して置いた方が良いそうですが、皆様は準備されていますか?
わが家では、四人家族で長期保存水60リットルを備蓄しています。
その水の一部が2023年1月に賞味期限切れになるので、新たに注文することになりました。
(ちなみに、賞味期限切れになっても焦って捨てる必要はないそうなので、ぼちぼち使っていこうと思います。)
★そもそも何が違う?
で、どの長期保存水にしようかと調べていたところ、改めてネットで見てみると、長期保存水っていいお値段するんですよね。(そもそもふるさと納税で頼むので、寄付なのですが…)
それで、長期保存水と普通の水との違いって何やねん??と頭にハテナが出てきたので、ググってみました。
農林水産省のホームページによると、こんなふうに書かれていました。
【長期保存水の賞味期限が長い理由は?】
国産のミネラルウォーターの多くは、製造工程で加熱殺菌等が行われていますので、品質の劣化が起こりにくく、食品表示法では、ガラス瓶入りのもの(紙栓をつけたものを除く)やポリエチレン容器入りのミネラルウォーターの賞味期限や保存方法は、省略できることになっています。
一方、ペットボトルの素材であるポリエチレンテレフタレートには「わずかな気体透過性」があるので、ペットボトル容器は、液体は通しませんが、気体をごくわずかですが通します。
この性質により、
1. 水がペットボトルの素材を通して蒸発するので、徐々に中身の量が減っていく、
2. 外部の臭いがペットボトルの素材を通して水に移る、
という2つの問題が起きます。
表示と実際の容量が許容の誤差(500mlの場合は2%、2リットルの場合は1%)を超えた商品を販売すると計量法違反になります。
ペットボトル容器のミネラルウォーターの賞味期限は、「水の賞味期限」ではなく、「表示された容量が確保できる期限」を示しています。
備蓄用の長期保存水のペットボトルは、通常のミネラルウォーターのペットボトルより厚いものが使われ、気体透過性が低くなっていることから、賞味期限が長く設定できるのです。
また、長期保存水のボトルを入れる段ボール箱は厚い物が使用され、箱の取手の切り込みを作らないなど、異臭などの原因となる外気が入り込むのを防ぐための工夫がされています。
つまり、そもそも水に賞味期限はない。
かつ、普通の水と長期保存水の違いは品質ではなく、少しずつ量が減ってくる、臭いがついてくることを防ぐための容器が使われているかどうかの違いなので、長期保存水でなくても安全性には問題なさそうです。
とはいえ、水はローリングストック派ではない岸間。
備蓄用の水は収納庫に置きっぱなしです。心理的にいつの物か分からない水を飲む気にはなれそうもないので、期限の明示がしてある長期保存水を頼むことにしました。
★災害備蓄品の収納場所
災害備蓄品は、玄関からすぐの物入に収納しています。
①子どもが自分でも出せる ②場所を簡単に把握できるということでこちらに収納しています。
扉をあけたらすぐに段ボールに記載されてる賞味期限が見えるように置いてます。
★賞味期限の把握
ちなみに他の食品の賞味期限の把握のためにも一覧表を物入の扉裏に貼っています。
一番賞味期限が近い物は、フセンに書いてキッチンのカレンダーに貼ったり、Googleカレンダーにリマインダーを入れておきます。
賞味期限が近い順に上から並んでます。
新しく届いた物の期限をすぐにメモれるように鉛筆も置いてます。
★ふるさと納税で頼んだもの
鹿児島県志布志のミネラルウォーター。
志布志の水は、美容に良いとされているミネラルの一種シリカを多く含んでいるので、どうせなら美容にもよさそうな水にしようとこちらにしました。
ただ、ふるさと納税で頼む場合の注意点は、到着日の予測ができないこと。余裕をもって頼んでくださいね。
★使えるサイト
まだ災害備蓄品を用意されていない方は、こちらのサイトで確認してみてください。
家族の人数や年齢、マンションか戸建てか、ペットの有無などに応えると必要な量が分かり、すぐに購入もできます。(外部サイトにつながるようになっています)
なお、我が家では浄水器がシンクについているので、日常的に水の購入をしておりません。
日常的に水を購入されている方は、それを含めてローリングストックできれば長期保存水を買う必要もないし、スペースの節約にもなるので良いと思います。
この情報がどなたかの参考になれば幸いです(^^♪