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マクドナルドはお片づけトレーニングの宝庫
子どもが家の中で「自分でできる!」を感じられる仕組みを作るのが大好きなスタッフ岸間です。
今日はマクドナルドのお話。
食べた後の片付けはこども(小6・小4の姉妹)のお仕事です。
長女が幼稚園に入り、なんとなく秩序を学び始めたくらいからやっているので、
彼女のマクドナルドのゴミ分別キャリアはかれこれもう8年くらいになるでしょうか?
もうベテランです。ゴミの分別めっちゃ早いです。
当時は、まだお片付けの仕事をしていなかったのですが、
そんな私がなぜこの作業をこどもにしてもらおうと思ったか?
「ゴミを分けて捨てる作業って、こどもの脳によさそうじゃない???」って、思ったからです。
根拠はありません!
ですが!
結果としてこの作業、子どもたちのお片付けのトレーニングになっていました。
この「分ける」という作業、お片付けにはなくてはならない大事な作業です。
お片付けのお悩みのナンバー1「物が捨てられない」
というお悩みをお持ちの方のほとんどは
「捨てる捨てないの判断」の前に
「使っているか使っていないかの判断」
もつけていません。
ただ漫然と所有しているだけの状態。
使う物も使わない物もすべてが混ざってしまって
全部必要そうに見える
↓
これは「捨てる」という判断に思考が到達できていない状態です。
これでは「捨てる」という行動にいきつきません。
たとえ「捨てる」と思えても「もしかしたら必要かも?」と揺り戻され判断が鈍ります。
例えば、引き出しに大量に入っている靴下。
まずは、よく履いているものと履いていないものに分けます。
改めて分けてみると、履いているもので十分暮らしが成り立っていることに気づきます。
そして、更に履いていない物はなぜ履いてこなかったのか理由が見えてきます。
なんとなく履きにくい。
かかとがすぐに脱げる。
穴が開いている。
などなど
ここまできてやっと、きっぱり「捨てる」という判断ができるようになります。
まずは「分ける」から始めてみましょう。
それだけでお片づけが気持ちよく進みます。
で、マクドナルドの話ですが、
ぜひ食べ終わったら、
テーブルで一緒にゴミを分け、
「これは燃やすごみだから左側のゴミ箱だよ。
これはプラスチックゴミだから右側だよ。
これは、氷をまず捨ててから分けてすてるんだよ。」
と一緒にゆっくりやってみてください。
(こどもの小さな手でも捨てやすいように
ハンバーガーの包み紙をナゲットの四角いケースに入れ込むなど
ゴミはなるべくコンパクトにまとめてあげてくださいね)
そして、
できなくても、責めない。
(これは、トレーニングです。まだまだ発展途中。
親は「今はまだできないんだな」と観察するだけ。
お小言は子どもにも親にとっても何の役にも立ちません。
続けていくうちに徐々にできるようになります。)
できたら「ありがとう」を必ず言う。
マクドナルドのゴミ捨ては、こんな力がつくトレーニングの宝庫です!
・お手伝い(自分が動くことで人から感謝されることを覚えられる)
・お片付け(物を区別する力が鍛えられる)
こどもの成長の種はどこにでも落ちてるから面白い!