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食品ロス1位お菓子の管理は外注で!楽ちん且つお金の教育にもなる話
金曜日ブログ配信担当の岸間です。
先日、ポストの中にフードクリップと一緒にこちらのチラシが入ってました。
私の住んでいる横浜市ではフードロス撲滅キャンペーンを行っているようです。
そのちらしによると「捨てられがちな食品ランキング」の第一位はお菓子とのこと。
そこで、5,6年前に私が書いたブログを参考に岸間家のお菓子の管理方法についてお伝えしようと思います。
★お菓子購入家事を外注
我が家の買い物の仕方は家族で週末に一週間分の買い物をするというスタイルです。
そして、現在お菓子の購入・在庫管理は子どもたち(小3・小1姉妹)のお仕事です。
半年前までは、私がお菓子の管理をしていたので、お菓子の引き出しはカオスでした・・・。
そんなカオス状態のお菓子の引き出しを昨年の12月にお片付けし、その後改善されてきたのでご紹介します。
【before】
①私があまりマメに在庫を確認していなかったので、ついつい多めに一週間を超えた量を買ってしまっていた。
②同じようなお菓子を買ってしまっていた。
③古そうなお菓子や、子どもたちがあまり好きでないお菓子が底にたまり、ずっと引き出しに住みついていた。
(食べる気はないのに、見慣れた景色になってしまって、だれも取り除こうとしなかったんです…)
【お菓子の収納場所】
子どもたちが自分で用意するのにやりやすい場所ということでキッチンの入り口に近いここにしました。
【やったこと】
①引き出しに入っていたお菓子を全部出し、種類に分けます。
お菓子の分類も子どもたちが考え、紙に書きました。
ついでに、お菓子のカスで汚れていた引き出しの中もお掃除しました。
②種類や量を把握できたので、収納していきます。
牛乳パックと画用紙で作ることにしました。
③引き出しに収めて完成。
ラベリングもしました。
整理収納してみたら、こんなにあったんですね・・・。
この作業、必ずお子様と一緒にしてくださいね!!
お母さんが一人で美しくやっても、さほど効果はないと思います。
子どもが自分達で考えて作るから、お菓子の管理も「自分ごと」としてとらえるようになり、管理が習慣化します。
【after】
①子どもが自分でおやつの在庫管理ができるようになった。
買い物に行く前に私がお菓子の在庫を確認する必要がなくなりました。
私が当たり前にしていた家事をただで外注(笑)
小さなことですが、なくなるとなんだかとっても楽ちんです。
②一週間分で消費する量がわかり、無駄に多く買わなくなった。
③在庫が一目で分かるので、子どもたちが同じものを欲しがらなくなった。
(買った後に、まだこんなに残ってたやーんっていうのがなくなります)
④食べ物を大切にするということを知るきっかけになった。
お菓子が残っている場合には、同じ分類の新しいお菓子は買えないルールです。
例「このアメほしい~」とねだられても、
「もうアメなかった?」と聞き返し、
在庫があるかどうか不明確な時や、明らかに残っている場合は買いません。
また、味が好みに合わず、今後も食べないであろう物は、食べずにほおっておくのではなく、食べてくれる人を家族内で探すなど、食べ物を無駄にしない方法を考えてもらうようにしました。
⑤出かける前に素早く自分でお菓子を準備できるようになった。
自分で選んで、自分たちで管理しているので、お出かけに行く前のバタバタしている時でも自分が持っていきたいおやつを自分ですばやく準備できるようになりました。
(持ち出しするときに便利なようにお菓子の引き出しにジップロックも入れています)
ちなみに・・・
週明け月曜日は、お菓子マックスでこの状態に。
(スナック菓子のほとんどは夫のものです…)
この状態が、だんだん金曜日になる頃には減っていきます。
子どもたちは(夫も)、金曜日までの量を調整しながら食べています。
一種類のお菓子を一日で食べるというよりは、自分のお腹と相談しながらいろんな種類のお菓子をチョコチョコだして食べるという楽しみ方をしています。翌週まで残ればその分翌週買うお菓子の量は控えるという感じです。
★お買い物というお金の教育
今は、大きくなった子ども達。
あらためてふり返ってみて、自分でお菓子を管理する方法をとってきて良かったと思っています。
そこで、私の貧相な文章力では伝わりにくいな…と思ったので、ネットで調べてみるとこんな記事が出てきました。
(一部抜粋させていただきました。元のサイトはこちら→★)
「お買い物というお金の教育で伸ばせる子どもの能力」
お買い物は、家庭で行うお金の教育にうってつけです。
なぜならお買い物を子どもに任せることで、以下のようなお金の教育で身につけるべき力が身につくからです。
・金銭感覚
・計画性
・感情のコントロール力
・やりぬく力
・非認知能力
・金銭感覚
お買い物に行くことで、物の値段を正確に把握することになります。
どのようなものに高い値段がつけられているのかを実感することができます。
また、同じものでも店舗や時期によって値段が異なることを知ることで、ものの値段のつけかたの仕組みに触れられます。
・計画性
どのお店で何を買うかという道筋を考えることで、計画性が身につきます。
また限られた金額の中での買い物は取捨選択の必要性も出てくるため、更に計画する力が鍛えられます。
・感情のコントロール力
限られたお金の中で買い物する場合、欲しいものを我慢しなければならない場面も出てきます。
他のものを買うなどの代替案を出す・買い物というミッションクリアのために我慢する、という経験を積んでいくことで、感情のコントロール力がついていきます。
・やりぬく力
お買い物というミッションをクリアすることで成功体験を積み重ね、やり抜く力を育てることができます。
また、ミッションクリアという達成感は、「次も頑張ろう」という意欲にもつながります。
・非認知能力
非認知能力とは『目標や意欲、興味・関心をもち、粘り強く、仲間と協調して取り組む力や姿勢』のことを指します。
(引用元:白梅学園大学無藤教授 生涯の学びを支える「非認知能力」をどう育てるか. ベネッセ教育総合研究所「これからの幼児教育」018-021.pdf (benesse.jp)
この非認知能力は、急激に変化する社会を生き抜く力として、今世界中で注目されています。
上の項目で挙げた計画性・感情のコントロール・やりぬく力とは、まさに非認知能力のことです。
お金の教育は、子どもの生きる力である非認知能力を伸ばしてくれることがわかります。
★答えは一つではない
ただ、お買い物の仕方や、お菓子に対する価値観も様々ですので、私のやり方がベストというわけではありません。
こちらは、まとめ買いをしないお客様のお宅のキッチンをお片付けさせていただいた時の画像です。
(お客様の許可をいただいて掲載しております。ありがとうございました)
お買い物の頻度も高く、お菓子のストックがほとんどないということでしたので、お菓子の整理はせず、お菓子を入れるケースの下に、お子さまが自分でお菓子の準備ができるようにしました。コップ、お皿、お手拭きなどおやつの時間に使う物をグループにして収納しています。
makanacoでは、お客様の暮らし方をベースにお客様が今よりさらにに暮らしやすくなるようサポートしています。
今日の担当はmakanacoスタッフ岸間江美でした