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思春期のお片づけ
金曜ブログ配信担当の岸間です。
岸間の子どもは中学生なので、たまに中学生ママさんたちからお子様の片づけの悩みをお聞きすることがあります。
「こどもが使ったものを元に戻さない」
「部屋がひどい状況」
「すぐに物をなくす」
どうすればいい?と。
「こうすればすぐに片づけられるようになるよ!」
と、言ってあげたい気持ちは山々ですが、
私の現在のところの見解は
「片づけたい!こんな部屋、嫌だ!」と子ども自身が思い、自ら学び、行動する意欲がないと難しいのかな~と思っています。
なので、そんな年ごろこそ、プロに頼ってほしいなと思っています。
★親とプロの違い
勉強だって、中学生となるとほとんどの人が塾や家庭教師に頼りますよね。
片づけも同じです。
「いや、塾は分かるけど、片づけくらいは家の中でなんとかできるだろうと思ってるし…」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
では、そう思った親御さんに質問です!
片づけができないお子様ができるようになる姿、部屋の状態がイメージできますか?
私は、プロとそうでない人の違いは
「その人に合ったゴールが見えているか、またそのゴールまでの道順をしっているかどうか」の違いだと思っています。
塾は、子ども達がテストで今より高得点を取ることをゴールにしていて、それにまつわる情報をたくさん持っており、ゴールに到達するための方法を知っています。
片づけのプロも同じなんです。
親子で片づけててもめるのは、片づけている当の本人同士がゴールが見えていない、もしくは、間違ったゴール設定をしているからです。
一方、プロの片づけのゴールは、片づいた部屋にするのはもちろんのこと、お子様がやりたいことができる部屋、もしくは何かに挑戦したくなる気持ちになる部屋にすることかゴールになります。
そもそも、お子様は親の片づけ力を信用していますか?
塾だって、「この先生、指導力がいまいち」と思ったら質問しに行かないですよね。
もしかしたら、片づけが得意な親御さんは自分が片づけできるから、子どもも私の言うとおりにすればいいと思う方もいるかもしれません。
でも、親子でも物への価値感や生活の癖は違います。
たくさん持っていることが安心な人には、「たくさん持っていたい」という状態から「自分にとっての適正量を知る」というプロセスを経ながら、ムリに捨てることなしにゴールに到達することが必要です。
また、逆に物はバンバン減らせるけど、使ったものをすぐにチョイ置きしちゃって忘れちゃう人には、直観的に物を元の場所に戻せるようにする定位置づくりの工夫が必要です。
お子さんの成長や性格、やりたいことに合わせて、それぞれにゴールがあり、やり方があるのです。
★片づけはプロに頼む時代です
様々なゴールに対応できるのが、片づけのプロなんです。
片づけは生きている限り、一生ついて回る家事です。
ある意味勉強より大切かもしれません。
(いや、勉強も大切だけど・・・)
子ども達が巣立つ前に、親が暮らしの知恵を授けられるチャンスはもう僅かしかありません。
片づけない子どもにイライラするくらいなら、勉強もプロにお任せするように、片づけも早めにプロを頼って欲しいなと、思っています。
良い導き方しますよ(^^♪
この記事を書いたのは岸間です