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片づけられる人になるためには
子どもが「自分でできる!」を感じられる仕組みを作るのが大好きなスタッフ岸間です。
今日は、片づけられる人になるために大切なこととして、これからお母さんになる方や赤ちゃんがいらっしゃる方に気にかけておいてほしいことを書いてみました。
1,80㎝以下の角にはすべてカバーをつける。
テーブルや机の角は、歩き出した幼児の目線やおでこの位置にあります。
目をぶつけて、瞼の上の柔らかい皮膚が切れることもあります。
こどもはまさかというところでけがをするので、角という角にカバーをつけましょう。
2,ドアには、指が挟まらないように扉にクッションをはさむ。
3,呑み込んだり、触ったら死に至る危険性のある物は、子どもの目線に入るところ、手の届くところから撤去する。
・小銭
・ボタン電池
・ハイターなどの洗剤(ハイターはおちょこいっぱいで死に至ります)
・包丁(ちなみに私は、包丁はシンク下の扉裏から調理台に移しました。調理台の前の壁にIKEAで買ったホワイトボードをとりつけ、100円均一の強力磁石で包丁をくっつけていました。)
4,ベランダの柵近くに子どもが簡単に乗れる台があれば、移動する。
こどもが乗って、ベランダの柵を超え、落下した事故がありました。
特にエアコンの室外機は注意です。
(移動できない場合は、こどもがひとりでベランダに出られないように、高い場所にもカギをつけましょう)
5,家の中の窓の近くに台や家具があれば、移動する。
こどもは、30センチくらいの台をみるとなぜか登りたがります。
そして、それに窓が加わると好奇心が旺盛なお子さんなら、簡単に登ってしまいます。
6,お風呂の水は抜いておく。
こどもは、10㎝の高さの水でもおぼれます。
7,コンセントは抜いておく。コンセントの穴はふさいでおく。
引っぱりたくなるし、触りたくなるし、なめたくなるんですよね。
さしっぱなしにしているものは、子どもの目に入らないように植木鉢などで隠しましょう。
コンセントの穴を隠せるものは、100円均一などで売っています。
8,携帯電話の充電はこどもの手の届かないところでする。
こどもは、お母さんがよく触っているものに興味津々です。
特に寝るときにさしたままにしないようにしましょう。
添い寝していた赤ちゃんの首にコードがからまり、死亡した事故がありました。
以上です。
「それはさわらないで」、「これはダメ」と言う前にやれることはやってしまいましょう。
安全な環境を整えれば、お母さんも安心して家事ができます。
そして、私は片づけられる人になるためには、
安全な環境で思いっきり熱中して遊ぶ経験をさせることがとっても大事だと思っています。
なぜかというと、その経験は「好きを感じる」経験になるから。
自分が何かを「好きと感じる」ことは、
自分の好きな物を選べるようになることに関連していて、
自分の物を大切にすることに関連しています。
そして、
片づけの現場をいくつも経験して思うことは、
自分の物を大切にする感性は、自分を大切にする感性と関連している。
この土台があることが、片づけができるようになるかどうかに深く関係していると思っています。
まずは、安全な状態で色々さわって、色々なめて、楽しませてあげてくださいね。
(テッシュの引っ張り出し遊びとか(^^)個人的には、この遊び最高の遊びだと思ってます)
片づけが苦手な方は、
物置部屋を作って、危ないもの、リビングで使わない物をそこに持っていっちゃいましょう。
こどもが少し大きくなって、体力にも気持ちにも余裕が出てきたら、
物置部屋を片づける目的が出てくると思います。
その時になったら、片づければいいと思います。
でも、私たちにご依頼をくだされば、危ないものを回避しつつ、
物置部屋も作らずしてお家を片づけられますので、ご興味のある方からのご連絡をお待ちしております!