INFORMATION

ブログ

学用品の管理で「準備する力」を育む

子どもが「自分でできる!」を感じられる仕組みをお家の中で作るのが大好きな岸間です。

 

いよいよ夏休みが始まりますね。

さて、今日は「準備する力」を身につけるためにおうちで簡単にできることとして、夏休み前に学校から持ち帰ってくる学用品の管理のお話をしたいと思います。

 

長期休みで持ち帰ってきた学用品の管理で大事なポイントは2つ。

1.こどもが自分の持ち物の種類、量、状態を把握すること。

 

2.こどもが自分でいつでも取り出せるようにすること。

 

学用品の管理を子どもが自分でする最大のメリットは、

なかなか先を予測することが難しいこどもでも

身近なことで「準備は自分のためになる」を体感できることです。

 

やることは2ステップのみです。

1.お子様と一緒に学用品のチェックをしましょう。

 【1】上靴、体操服などのサイズのチェック。→小さくなっていれば、今のサイズをメモっておきましょう。

 【2】お道具箱やその他道具類(習字道具・絵具道具)の中身のチェック。

 中身チェックとしてやることは3つ

 ①不必要なものは取り除く(多くはゴミかな)

 ②ちゃんと使えるか、足りないものがないかの確認をする→足りないものはメモる

 ③道具のメンテナンスをする

(色鉛筆をけずる・クレヨンを巻いている紙を書きやすいように短くする、クレヨンの汚れをティッシュで取る等)

  ↑

お母さんが手を出さずにお子様主導でやりましょう。

お母さんが頑張ることは子どもの代わりにやってあげることではなく、

この時間を楽しい雰囲気にするには何ができるか?

と、

どんな言葉が子どもの行動に響くのか?

考えて実行することだけです。

 

ここまでできていれば、新学期前にバタバタしなくて済みますね。

 

2.チェックが済んだら、収納しましょう。

子どもの手の届く位置にまとめて置いておきましょう。

 

わが家では、折り畳みの収納ケースにざっくり入れるだけ。

(子どもが3年生と1年生の時の写真です)

これで完了です。

中身はこんな感じ。

本当にざっくりです。

使っているのは、折り畳み式の収納ケース。

普段は、折りたたんだ状態でウォークインクローゼットに入っています。

 

この2ステップで育めること

1.自分の物のメンテナンスを自分でする→物に愛着がわくので、道具を大切にする気持ちが育める

2.気持ちよく物が使える環境を自分で整える→学校で「さぁ使うぞ!」と思ったときに気持ちよく使い始めることができることは、行動化を早くし、物事を達成させる力が育める

3.持ち物を自分で準備する→持っていくタイミングを自分で考えるなど、物事の調整力が育める

 

準備する力を身につけることは、

「自分はできる!」と自分を信じる力につながります。

 

夏休み前の学用品の管理、「準備する力」を身につけるせっかくのチャンスですので、やってみてはいかがでしょうか?(^^♪

 

 

 

 

 

 

 

一覧に戻る