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「ごみをまたぐな」家庭のルールと収納
今日は、俳優の哀川翔さんのお話を交えつつ「家庭のルールと収納」についてお話します。
【その行動が何につながるのか】
ある日、テレビで俳優の哀川翔さんがご家庭のルールについてお話しされていました。
トイレットペーパーを使い切ったのに、新しいのをつけないで出ると半殺し
半殺しっていうところが、なんとも哀川さんらしいです笑
哀川さんが伝えたいことは、たくさんの人と関わりながら生活していることを意識し、周囲の人を思いやることの大切さを教えたいのだそうです。
そして、世間は家庭以上に厳しいのだから、家庭内でそれを守らなければ手加減せずに叱るとのこと。
実は、我が家にも同じルールがあります。
守っていなくても半殺しにはしませんが笑、かなり真剣に叱ります。
【こどもの発達を保証するための必要な枠組み】
そして、ルールは作るだけでなく、こどもがそのルールを気持ちよく守れる方法もセットにするのもこどもに対する思いやりかなぁと思います。
と、いうことでトイレットペーパーは幼稚園児でも届くところに分かりやすく収納しています。
トイレの中に入れられる量は限られているので、ストックはトイレの目の前にある収納庫に入れています。
こちらもビニールの口を破いて広げ、幼稚園生の手でも補充が簡単にできるようにしておきます。
さらに、残り少なくなったら、そのことを伝えてもらえるようにメモも貼り付けています。
(「のこり1つになったらママにいってね」と書いています)
【環境は良い感性も悪い感性も育てる】
哀川翔さんの言葉でもう一つ素敵な言葉があります。
ごみをまたぐな
どういうことかというと、本当は見えているゴミ(気づいていることや問題点)が目の前にあるのに、それを無視することは、嘘をついていることにつながる。
見てみぬふりをするなということらしいです。
いろんな解釈ができそうですが、まさにトイレットペーパーの件も同じ。
次使う人が困ることを分かっていながら、それを無視しても平気という感性が家庭内で育つことがないようにしたいですね。
【物をどこにどんなふうに収納するかに理由をつけるだけで暮らしは変わる】
こどもたちに伝えたいルールが何につながっているかを伝える。
そして、そのルールを守りやすい収納にする。
家庭のルールと収納はセットです。
ブログ配信金曜日担当のスタッフ岸間でした(^^♪